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#2【NGS】gitコマンドのインストール

Linux初心者で、Wet系研究者の方へ。

「git」コマンドのインストール手順を解説します。

ねこ研究員
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お急ぎの方は動画版をどうぞ!

動画の長さは2分です♪

【Linux】gitコマンドのインストールをします!【実演】

準備

ねこ研究員
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まずは作業用フォルダ「mybin」を作りましょう。手順は以下です!

  1. Linuxのターミナルを開きます。
  2. 次のコマンドで「mybin」フォルダを作成します。
    mkdir mybin
  3. 以上で完了です。
作業用フォルダを作成する理由は次の2点です。(1)問題が生じた際に原因の特定がしやすい、(2)共用の場所を避けることで他ユーザに影響が出る可能性を抑える。

「git」コマンドのダウンロード

  1. ブラウザを開きます。
  2. 「git github」で検索します。
  3. GitHub(のGitのページ)に移動します。
  4. ミラーサイトに移動します。
  5. 上部のタブにあるreleasesをクリックし、ダウンロードページへ移動します。
  6. 最新版について、右クリック等でメニューを出します。
  7. ファイルのURLをクリップボードにコピーします。
    なお「rc」はテストーバージョンの意味なので今回は避けました。
  8. ターミナルに戻ります。
  9. 「cd」で「mybin」に移動します。
  10. 以下のようにタイプしてEnterを押します。
    wget "コピーしたURL"
  11. 上記が完了すると、「mybin」ディクレトリに

ライブラリの入手

ねこ研究員
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「git」のインストールには、実は6つのファイルが必要です。

「git」コマンドのマニュアルによれば、必要な6つは以下です。

  • curl-devel
  • expat-devel
  • gettext-devel
  • openssl-devel
  • zlib-devel
  • perl-devel

なお、既にインストールされていても、上書き扱いになるので改めてインストールしてOKです。

インストールするためには、下記を(どの場所でも良いので)実行してください。

sudo yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel perl-devel zlib-devel

パスワードが聞かれたら、入力してください。

「sudo」は右に続くコマンドを管理者権限で実行せよというコマンドです。インストールなどパソコンに変更を加える操作は禁止されていますが、「sudo」をつけて更にパスワード入力をクリアできれば、そのようなコマンドも実施できます。
「yum」はパッケージをインストールするコマンドです。Linuxにおいてソフトウェアをインストールする方法は複数あります。「configure」の意味について説明したこちらの記事に解説してあります。ご参照ください。
上記6つのライブラリは、特殊なファイルの圧縮・解凍方法など、標準ではLinuxに用意されていない(かもしれない)アプリを導入する役割があります。
「devel」と言う接尾語は「development」の意味で「開発version」のことです。しかし、作成途中と言う意味というよりは、作成に必要な「ヘッダ」を含むことと言う意味で重要です。「ヘッダ」がないとプログラムはうまく動きません。結論だけ述べると、「devel」とついている物の方をインストールすべきと言うことです。

「git」のインストール

  1. 現在「mybin」にいるとします。
  2. 「ls」でダウンロードしたファイルを確認します。
  3. 次のコマンドでファイルを解凍します。
    tar zxvf "ファイルの名前(v.2.20.1.tar.gzなど)
  4. 「ls」で解凍できたかを確認します。
  5. 「cd」で生成されたフォルダに移動します。
  6. githubのサイトに戻り、こちらのページのインストール方法を確認します。
  7. 指示によれば(下記画像)、①make configure、②./configure、③make、④make installの4段階でインストールできるそうです。
  8.  ターミナルに戻り、「make configure」をします。
    make configure
    「configure」の意味はこちらです。
    エラーがでた方:「autoconf」がインストールされていない場合、「make configure」は失敗します。「autoconf」のインストールを解説した記事はこちらです。
    「autoconf」がインストールされているか分からない方:「which」コマンドで確認ができます。詳しくは「パスを通す」をご参照ください。
  9. 「configure」をします。prefixはカレントディレクトリにしておきましょう。
    ./configure --prefix=$HOME/mybin
  10. 「make」をします。「all doc」はエラーが出ることがあるので省きます。
    make
  11. 「make insyall」をします。「install-doc」や「install-html」は省きます
    make install

 

パスを通す

「.bash_profile」を編集して「~/mybin」をパスに追加してください。

上記がわからない場合は、「パスを通す」とはの記事を読めば分かるようになります。ご参照ください。

補足:「git」コマンドとは?

「GitHub」というサイトがあります。ここには有志によるソフトウェアのソースコードが公開されています。

大抵のソフトウェアのソースコードが「GitHub」から入手できます。つまり、Linuxでソフトウェアのダウンロードといえば「GitHub」なのです。

そして「git」コマンドは、「GitHub」のURLを指定するだけで必要物全てをダウンロードできるワンタッチダウンロードコマンドのような物です。

ちなみに「wget」はダウンロード対象を自分で選ばないと行けないので、「git」の方が良いことが多々あります。

 

 

ねこ研究員
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読んで頂き有難うございます!