アカデミアネタ博士のキャリア

#1【博士キャリア】博士課程の就活

博士課程の就活の話です。

助教→講師→准教授→教授も最近ではレア。研究で食べていける自信は微妙。でも研究以外で大してやりたいこともないし、就活の仕方も良く分からん。

そんな方でもOK。それが普通ですよ。

オススメの手順を紹介します。

「特に決まった就活方法はない」と認識

ねこ研究員
ねこ研究員

博士学生はいつ頃からどのエージェントに登録して就活すればいいですか?

学部生も修士課程の学生も、就活の時期や方法が決まってますよね。

博士課程にもD2の終わりあたりに一応あります。アカリクという博士学生用のリクルートサイトのようなものもあります。

しかし、上記と関係のない流れで就職するケースもたくさんあります。

博士100人の村によれば、博士号取得後の進路は

  • 大学の先生(17%)
  • 医療の世界に進む(戻る)(14%)
  • ポスドク(11%)
  • フリーランス?(10%)
  • 企業(20%)

などです。

データは少し古いですが、博士の就職先はいろいろという意味では今も同じです。

ここで重要なことは「上記のいずれの場合においても、興味を持って主体的に動くことが重要」ということです。

何になりたいか早めに決めて、適切な方法で動きはじめる。

大変ですが、まずはこれを認識することが大切。

ポイントは「研究者に向いているか?」

ねこ研究員
ねこ研究員

私は研究がしたいのです、多分。

博士課程に進むと「研究職」「専門分野」という色が強くなり、これに囚われてやりたいことが見つからないことが多いと感じています。

でも、研究者に向いている人って実はかなり少ないです。

また、今の研究テーマが向いているとも限らないのです。

本当に研究がしたいの? 本当にその分野が好きなの?

博士就活で大切なのは「本当に研究職に向いているか答えを出すこと」です。

別に全然関係のないことをやっても良いのです。

下記3パターンで考えてみましょう。

研究に向いていないと気づくパターン

博士課程は研究者になる前の(ほぼ)最後のトレーニング期間ですが、研究に向いていないことに気づく最後のチャンスでもあります。

頑張って研究計画書を書いたとします。例えば学振ですね。

そうすると、先輩・先生方によって真っ赤になって修正されますよね。

だから、何度も直して推敲しますね。

ここで2つの収束先が実はあります。

  1. ねこ研究員
    ねこ研究員

    とても良い計画書ができました!

  2. ねこ研究員
    ねこ研究員

    完成版となったけど、なんか好きじゃない…

後者の場合、実は「研究に向いていない」「研究テーマが好きじゃない」「研究分野やアプローチがあっていない」ということです。

そして、研究に向いてないと理解できると就活のモチベーションがすごく出るんですよ。そして、やりたいことが見えてきたりします。

いずれにせよ「研究計画書に一度本気で取り組む」はオススメです

別の分野の方が好きだったパターン

「XXとYYは比較的近い分野だ」という話はありますが、そういうことではないです。

研究室のボスが書いた一般人向けの書籍を読んでください。

研究室のテーマに触れつつ、一般的な話を広くわかりやすく盛り込んでいます。

そこで、新たな興味/意外な分野に出会える可能性は高いです。

科学で社会貢献できれば何でも良かったパターン

博士号持ちだからといって、専門技術を活かした働き方をしなくてはいけない訳ではないです。

博士課程の3年は「科学者」として働いた。転職して新たな働き方を志望する。これでいいじゃないですか。

これまでの経験を総結集し、新たな問題を新しいメンバーと力を合わせて解決していって全然いいのですよ!

今のスペシャリティをそこまで意識しなくなると、就活のモチベーションが少し上がりませんか? 新たな人生のステージを目指す感じでいきましょう。 

就活方法

何になりたいかだいたい決まったら、次は実際の就活です。

D2の終わりあたりならアカリクや関連の企業説明会に参加しましょう。

そして、

もっと色んな可能性を模索したいという人はJREC-INというポータルサイトを使ってください。

JREC-INでは博士号持ちを条件として、任意の時期にいろんなポストの募集が行われています。

サイトにアクセスし「求めるポジション」「働く場所」などを指定します。そして、応募して、面接をする。これを繰り返すだけです。

変則技として、

  • 興味のある会社に見学を申し込む
  • Twitterでアタック

という方法もあります。冗談ではなく、本当にあります。

 

ねこ研究員
ねこ研究員

就活がんばってくださいね!